平成25年に実施した子ども・子育て支援に関するアンケートでも保護者からのニーズも高く、佐川町での懸案事項となっていました病後児保育を平成28年6月より開始しています。

病後児保育とは

お子さんが病気の回復期にあり、家庭での保育や集団生活が困難な場合に、専用の施設でお子さんを一時的にお預かりする事業です。
「具合は良くなってきたけれど、まだ保育園や小学校にいかせるのは心配」といった時などにご利用ください。

利用できる対象者

以下のいずれにも該当する場合が対象になります。

  • 生後6か月から小学校6年生までのお子さん
  • 佐川町に居住か、佐川町内の保育園(所)、小学校に在園、在学しているお子さん

利用定員

一日あたり3人まで

利用できる症状と基準

  1. 風邪、消化不良等お子さんが日常的に罹患する疾病
  2. 学校保健安全法施行規則に規定する感染症
  3. ぜん息等の慢性疾患
  4. 骨折等障害性疾患
  5. その他、お子さんのかかりつけ医が病後児保育の利用が可能と判断した場合

佐川町病後児保育施設「にこっと」
・佐川町甲1682番地2

※高北国民健康保険病院の旧院長官舎を改修しました。
 病院のすぐ横の道を病院職員駐車場の方に上がっていった道沿いにある1軒家です。

保育時間(開所時間)

月曜日から金曜日まで(土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始を除く)
午前7時30分から午後6時30分まで

♪連続した利用は7日間が限度(土曜・日曜を含む)です。

利用方法

(1)利用登録
 利用を希望する方は事前に、利用者登録(毎年度1回)が必要です。「佐川町病後児保育事業事前登録申請書」を佐川町健康福祉課(健康福祉センターかわせみ内)へ提出してください。

 利用登録は毎年度更新が必要です。また保護者や居住地が変わった場合も変更申請が必要です。

(2)利用予約
 病気の回復期になり、利用を希望する時は、希望する日の前日の正午までに、佐川町健康福祉課(電話0889-22-7705)へ電話連絡等の方法で予約をしてください。

(3)利用申請等
 希望する日に予約が出来たら当日「病後児保育利用申請書」「家庭連絡票兼保育日誌」及び「診療情報提供書」を施設へ提出してください。

 ※「診療情報提供書」は利用する前日もしくは当日、かかりつけ医に持参し、診療を受けて、発行してもらってください。

(4)利用開始
 申請書と診療情報提供書を確認させていただき、利用可能の場合は料金をお支払いください。

当日持参するもの

  • 病後児保育利用申請書
  • 診療情報提供書
  • 家庭連絡票兼保育日誌
  • 加入健康保険証の写しと乳幼児もしくは児童医療費受給者証の写し
  • 着替え…リラックスできるような服装を2組程度、パンツ2~3枚(おむつの場合は6~7枚とおしり拭き)
  • ビニール袋 3枚(洗濯物や使用済みのおむつを入れます)
  • 口拭きタオル、手拭きタオル、おしぼり用タオル
  • バスタオル 2枚(シーツの代わりに使います)
  • コップ、食事用エプロン(お子さんの年齢に応じてお持ちください)
  • ミルク…必要な回数のミルクと哺乳瓶
  • お弁当…離乳食の方も必要です。体調に合わせたものを持参してください
  • おやつ…1回に食べられる分だけ持参してください
  • お茶…水筒に入れて持ってきてください
  • 薬…薬がある場合は、診療情報提供書に処方内容が記入されていることを確認してください。かかりつけ医からもらった薬をその日飲む分だけ持参してください。解熱剤や市販薬はお預かりできません。

大きめの手提げ袋に荷物をまとめて持ってきてください。

注意事項など

  • 医療機関で発行してもらう診療情報提供書で医師の同意が得られない場合は受け入れができません。
  • 容体が急変した場合は緊急連絡をしますので、早急に施設に来所し、保護者にその後の対応をしていただきます。
  • 緊急連絡に応じられなかった場合の事故等については、施設の瑕疵による場合を除き、申請者が一切の責任を負うことになります。
  • 送迎は保護者の方が責任をもってお願いします。
  • 持ち物には必ず名前を記入してください。
  • 予約後のキャンセルは必ず連絡してください。連絡なしに利用されなかった場合は、利用料を全額いただきます。